アートと学ぶジェンダー #3 「悲母観音」とジェンダー規範|近代日本画の父・狩野芳崖作《悲母観音》の受容を手掛かりに、ジェンダー規範を読み解く|ゲスト:千葉慶(12/7)#ポリタス #ヒルタス

2023年12月7日(木) 12:00

動画の説明

【ポリタスTV 12/7】 1️⃣「アートと学ぶジェンダー」第3弾 2️⃣近代日本画の父・狩野芳崖作《悲母観音》とジェンダー規範の関係 3️⃣本企画の書籍化と版元が決定しました! 美術史がご専門の千葉慶さんに伺います 【出演者】 千葉慶(美術史研究者) 小田原のどか(MC / 彫刻家・評論家) ポリタスTVの番組は次回放送日19時まで見逃し配信、それ以降は下記の有料アーカイブサービスにてご視聴ください。900本以上の過去配信番組(一部ライブ配信番組を除く)がご覧いただけます! ご加入はこちらから→ https://youtube.com/PolitasTV/join 【ポリタスTV】 毎週 月~金曜 日本時間午後7時より配信中! ジャーナリストの津田大介が、その時々の時事問題や社会問題、メディア、テクノロジー、文化や芸術などのテーマをやわらかく解説していきます。

AIチャプター

  • 美術史研究者の千葉慶氏を迎え、アートと学ぶジェンダーの背景を紐解きながら本シリーズの書籍化についても触れる

  • 作品へのアンケート調査から、タイトルが鑑賞者の解釈に与える影響や、母性への先入観による誤読のプロセスを明らかにする

  • セックスやジェンダーと性役割の違いを整理し、社会的な命令として機能するジェンダー規範の不可視な強制力を考察する

  • 狩野芳崖の制作意図と岡倉天心の解説を対照させ、当時の観音像がどのように理想的な母性として定義されたかを探る

  • 岡倉天心と修水の解釈のズレから、創造的な母神と社会的な母親という二つの側面がジェンダー規範の中でどう機能するかを検討する

  • 女性の優しさが持つ説得力に着目し、当時の女子教育におけるお手本としてどのように観音像が機能したのかを読み解く

  • 天心と修水の解釈の違いに加え、男性性の記号である髭が描かれた観音像の違和感から、理想の母性解釈の歪みを指摘する

  • 東京美術学校において岡倉天心が作品の命名に関与し、鑑賞者の読み方をどのように誘導したのかを推察する

  • 美術史における恣意的な言葉選びを問題視し、理想の母像を前提とした既存の研究が抱える偏りを浮かび上がらせる

  • 作品本来の意味と社会的解釈の乖離から、国民国家の形成過程においてジェンダー規範がいかに構築されたのかを詳述する

  • 西洋に倣った国民国家制度の導入や教育を通じた国民意識の醸成が、いかに男女の領域分離を加速させたのかを検証する

  • 国家の要請によって設計された「男は兵士、女は母」という新しい性別役割が、江戸時代にはなかった意図的な規範であることを示す

  • 人口増加による国家の富の拡大という論理に基づき、資本主義とジェンダー規範がどのように結びついてきたのかを分析する

  • 母性本能という神話の成立過程を追い、近代において国家の要請による母性イデオロギーがどのように変容したのかを論じる

  • キリスト教のマリア信仰が家庭的役割の神聖化に与えた影響を考察し、女性像の構築プロセスを紐解く

  • 女性教育論と観音像の結びつきから、作品が明治期におけるジェンダー規範の形成にいかに貢献したのかに着目する

  • 岸田俊子の活動に代表される女権運動に対し、「お天場娘」という蔑称を用いた当時の社会が示した激しい拒絶反応を辿る

  • 去勢恐怖という心理学的視点を導入し、既存の「理想の母性」という解釈に対して新たな問いを投げかける

  • 支配的なイデオロギーに対する抵抗として、作品への違和感を抱くことの重要性と正解に縛られない解釈の価値を説く

  • 母性主義に基づいたジェンダー規範が及ぼす社会的なコントロールに対し、個人の違和感が持つ抵抗の力を問い直す

  • 作者の意図を超えて時代背景や権力構造がどのように作品の意味を構築していくのかを紐解く

  • 作品が秘めるポテンシャルと現在の解釈との乖離や、体制の宣伝装置としての側面がもたらす影響を問う

  • 美術史研究における反応の乏しさや中世美術研究者が示した評価から見える学界の現状を探る

  • 2024年末の刊行に向けて明石書店から出版される背景や、人権を尊重する同社の出版理念に光を当てる

  • CHAPTER END