イスラエル家族の葛藤を追う『ホールディング・リアット』|2023年10月7日のハマス襲撃に引き裂かれたイスラエルの家族の素顔に迫ったドキュメンタリー映画の見どころをキニマンス塚本ニキが解説(3/16)

2026年3月16日(月) 19:00

Chapters

  • 3ヶ月ぶりの配信となる本編の開始とともに、ポリタスTVのメンバーシップについて紹介します。

  • 2023年10月7日のハマスによる襲撃事件を背景に、オーストラリアでのスローガン問題など、イスラエル・パレスチナ問題がもたらす深刻な社会の分断を考察します。

  • ドキュメンタリーの主人公リアットさんとその家族の背景に触れ、生存者が抱えるトラウマや、国家の状況と個人の体験を切り離して考える重要性を解説します。

  • 監督と家族の深い繋がりやワシントンでの救出活動に触れつつ、ありのままを記録する「シネマ・ヴェリテ」という撮影手法について深掘りします。

  • 平和を願う父イフダ、現実的な主張を行う娘タルの対照的な姿勢、そして激しい怒りを露わにする息子ネッタの姿を通じて、家族内の葛藤を描きます。

  • サバイバーが抱く激しい感情や、父親の怒りと娘の現実的な判断がぶつかり合う、家族内での意見の相違と対話のプロセスを解説します。

  • 予定調和を排したシネマ・ヴェリテの手法を用い、家族への配慮と記録の重要性の間で揺れ動く、ドキュメンタリー撮影の難しさを考察します。

  • 「どちらの側か」という二項対立的な思考に疑問を投げかけ、個人の体験に対して、共感の壁を越えて寄り添うことの意味を問い直します。

  • 満員の観客がスタンディングオベーションを送ったイスラエルでの上映会の様子から、平和と修復を求めるイスラエル国内の多様な声を紹介します。

  • ホロコースト教育者としてのリアットの側面を通じ、台本のないリアルな記録から、社会の「無関心」に対する警鐘と監督の意図を解説します。

  • 親族との深い信頼関係に基づいた撮影の中で、撮影倫理を巡って生じた家族間の対立や、監督と撮影監督の役割分担について触れます。

  • 困難な状況下でも喜びを見出す葬儀のダンスシーンを通じ、キブツ文化特有のエネルギーとレジリエンスの在り方を考察します。

  • 憎しみの連鎖に対する警鐘を鳴らし、他者への想像力を持つことで分断に加担しない生き方について、監督のメッセージをまとめます。