国家権力による様々なスケールの暴力を、建築的な手法から調査・検証する『フォレンジック・アーキテクチャー』『調査的感性術』翻訳者インタビュー|翻訳を手がけた中井悠さんにお話を伺います。(11/23)

2025年11月23日(日) 19:00

動画の説明

【ポリタスTV 11/23】 1️⃣検知可能性の敷居:識別できる/できないを行き来する 2️⃣穴がなければホロコーストはない:ネガティブ実証主義 3️⃣「これは証拠であってアートではない」「これはアートであって証拠ではない」 『フォレンジック・アーキテクチャー』『調査的感性術』翻訳者インタビュー。 国家権力による様々なスケールの暴力を、建築的な手法から調査・検証する『フォレンジック・アーキテクチャ』。翻訳を手がけた中井悠さんにお話を伺います。 【出演者】 岡田麻沙(ライター / UXライター) 中井悠(東京大学大学院総合文化研究科 准教授) ■『フォレンジック・アーキテクチャー:検知可能性の敷居における暴力』(エヤル・ヴァイツマン、翻訳:中井悠) https://comet-bc.stores.jp/items/68a28952b363bc31bcca039f ■『調査的感性術:真実の政治における紛争とコモンズ』(マシュー・フラー+エヤル・ヴァイツマン、翻訳:中井悠) https://comet-bc.stores.jp/items/684baabee99ff90001b34c89 ■Forensic Architecture https://forensic-architecture.org/ ■アルスノーヴァ|広報登録窓口 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf2W8aonWrOuNIm9OUZMqd_2VROiCQfsaYCyYiIe6jZbbq5zA/viewform ==================== ポリタスTVの番組は一週間後の19時まで見逃し配信、それ以降は下記の有料アーカイブサービスにてご視聴ください。1500本以上の過去配信番組(一部ライブ配信番組を除く)がご覧いただけます! 【ポリタスTVのメンバーシップ加入はコチラから】 👉 https://youtube.com/PolitasTV/join 【ポリタスTV】(日本時間)午後7時より配信中! 多士済々のMC陣が、その時々の時事問題や社会問題、メディア、テクノロジー、文化や芸術などのテーマを解説・深掘りします。

AIチャプター

  • 『フォレンジック・アーキテクチャー』の紹介を通じ、建築的な調査手法を用いて国家権力による暴力を検証するアプローチの全容を明かす

  • デヴィッド・チューダーの研究を軸に、中井氏が学問的な探求の対象とする「影響」という概念が持つ意味とは

  • 社会的な仮面への違和感から、顔認識システムへの抵抗や個人の活動の自由を確保するための思想的背景に光を当てる

  • UXライターとしての岡田麻沙氏の視点から、テクノロジーと身体性の関係性をどう捉えるか

  • 身体性とデザインの関わり、そして技術を用いて世界をどのように解釈・掌握しようとするのかという中井氏の関心領域の核心に迫る

  • 統治側の都合によって情報の検知可能性が制御され、メディアテクノロジーが政治的暴力にどう関わるのかを詳述する

  • カラー図版の重要性と出版コストの葛藤から、情報の再現性を追求するためのフォーマット選びの重要性を浮き彫りにする

  • フォレンジック的手法による物証からの出来事の復元プロセスと、それが自身の音楽研究とどのように類似しているのかを探る

  • 知人との繋がりから始まった翻訳プロジェクトの意外な背景と、当時の社会情勢との結びつきを紐解く

  • ウクライナ情勢への共鳴と「暴力が上陸する」という一節が、翻訳作業をいかなる祈りへと変えたのか

  • 「感性術」という訳語の選定にまつわる葛藤や出版社との時間感覚の差異から、コモンズの概念をどう捉えるか

  • エステティクスの対象を人間以外の存在へと広げ、異なる感性が生むコンフリクトの中でいかに複数的なコモンズを形成するプロセスに光を当てる

  • 都市空間に残された物理的な痕跡を分析し、シミュレーションモデルを活用して建築的手法から暴力を検知する過程を詳述する

  • 収集したデータをシミュレーションモデルへと変換し、建築的手法とリンクさせることでモデルの操作性や検証可能性をどう担保するか

  • 音響情報を建築モデルに組み込み、記憶の歪みを証拠として捉えるセンシングと意味形成(Sense-making)の役割を解き明かす

  • 物理的な変容や出来事の記録におけるセンシングと意味形成が、データの偏りの中にいかなる関係性を見出す手法について紐解く

  • 植物が刻む時間の痕跡をケーススタディとして用い、環境的な暴力がいかに作用しているのかという背景に迫る

  • 瞬時の出来事の再現と長期的な「スロー・バイオレンス」を対比させ、時間スケールの反転が読者に与える経験の意味を掘り下げる

  • NSU事件の空間再構築を通じた展示が、アートとしての側面と証拠としての側面の間でどのような論争を巻き起こすのか

  • 国内法廷による調査の限界を打破するために、国際的な美術展をプラットフォームとして調査結果を社会へ開示する戦略を提示する

  • 「美学」という言葉の限界を超え、エステティクスの拡張された理解を目指すために「術(アルス)」という概念を導入した理由を詳述する

  • バウムガルテンやカントの思想から明治期における「美学」の成立を辿り、翻訳がもたらした意味の収束と限定が示すものとは

  • ビジネス的な「術」との対比を通じ、カントの「目的なき目的」という概念を用いて神秘化されないアートをどう捉えるべきか

  • AIによる個人の振る舞いのモデリングに触れ、アートの神秘化への批判とともに感性の拡張か自己の強化かという問題を問い直す

  • 「アルス(術)」への概念の差し戻しを起点として、工学等の実践的研究と連携する東大ならではの芸術教育の在り方に光を当てる

  • 錬金術的な要素の解体と再構成、そして複数の「術」を連携させる教育モデルやパブリッシングの拡張的な捉え方を掘り下げる

  • 効率性を追求する社会において教育の重要性を再考し、フォレンジック・アーキテクチャーをモデルとした来秋からの実践の展望に迫る

  • CHAPTER END